スリングキャンプ@鹿児島旅日記
カネコッチは赤土の電話が長いと言うがそういう赤土に付き合うカネコッチも電話が長い。IP電話じゃなかったらとっくに破産している。その電話の中で例によって“赤土さん~皆でどっか いきましょうよ~”と言われ皆が行ったことの無い所にしようと鹿児島へトリップをすることになった。寒さにビビッている沖縄の都丸君とショップを休みすぎて立場が無くなりつつあるカズちゃん。皆どうにかスケジュールを合わせて鹿児島空港に乗り込んできた。今回せっかく鹿児島へトリップするので九州の皆さんと一緒に乗りましょうとスリングキャンプと銘打った。
赤土が先に車を持って志布志港に入港そこから2時間ちょっと走って鹿児島空港で皆の到着を待つ。
最初にカズちゃんから電話“鹿児島の天気が悪くて降りれんかも知れ~ん(山口風イントネーション)”。大丈夫でした。次は都丸君またまた何時までたっても出てこない。荷物はそこに見えるのに。出口で待ってたら空港の職員のおねーさんに“都丸さんをお待ちですか?”と声が掛かる。職員のおねーさんも困っているみたい。きっと都丸君ウンコしてるんだよとカズちゃんと意見が一致。なんだかんだといってる間に都丸君電話をかけながら合流。ずっと電話で喋ってて出てこなかったみたい。前にオーストラリアのマンボの大会に行ったときに24時間遅れてしかもバスで到着という離れ業をやってのけしかも海に入ること5秒で肩が脱臼という恐ろしいこともやってのけた都丸君。なんだかいつものパターンのような雰囲気がしてきた。カネコッチの到着を待つ間3人で空港でお食事でした。先ずは“きびなご”を食べなくてはとオーダーしました。きびなごは鹿児島で年中食べられている小魚で手で捌けます。それを刺身を酢味噌で食べたり炭火であぶったりして食べます。これと芋焼酎がたまりません。
カネコッチを待つ間さらに面白いものを発見。空港で足湯!!なんと空港の出口のバスターミナルの前に!!さっそくデイパックの中にタオルを入れていた都丸君入湯。
後ろのサラリーマン風のスーツの方が微妙な雰囲気をかもし出しています。
まもなくカネコッチゲット一路吹上浜のGANKOさんへ
鹿児島空港より1時間弱で到着です。共同オーナーの西村さん
まだ芋焼酎は飲んでません。やや雨模様でクロスオフのため皆で金山蔵へ。ここは昔、金山だったところを焼酎の仕込み蔵兼貯蔵庫としてます。トロッコで貯蔵庫へ
坑内の駅に着くと焼酎の香りがぷんとにおってきます。中には発酵中の
こんなものや
こんなものがたくさんありました。地下で年間常に20度の中で寝かせるとまるで味が違うようです。ちなみにカネコッチが指差しているのが金の鉱脈です。
目がいってます。坑内で焼酎の試飲も出来ます。赤土は全種類試しました。周りからはそれは試飲じゃないと非難ごうごう。
トロッコで陸上に戻って皆でお食事。同じ建物の中にレストランや温泉があります。食事も地鶏の炭火焼や鹿児島黒豚、きびなごなどおいしいものがいっぱいです。ちなみにこの施設の中にGANKOの共同オーナーの後夷さん
の作ったエポキシのサーフボードが展示されてます。
この板のサイドは屋久杉の皮を張ったとのことです。最初はポリエステル樹脂で巻いたら樹脂が(本物の)出てきてだめでエポキシでやり直したとのことです。ちなみにこちらが工場。ちゃんと掃除しなさい。
そのあと西村さんちで飲んでから後夷さんちと分宿です。えびすさんちは朝、薪割りの行が待っている模様。じゃんけんで赤土、南郷は西村宅、金子、都丸は後夷宅に決定。西村宅にはお兄ちゃんとキョウちゃんがお留守番してました。赤土は二度目、この子は歌手の杉山清隆にボディーボードのサポートをさせてしまうなかなか大物です。カズちゃんすっかり気に入られて毎日布団で一緒に寝ることになります。
鹿児島2日目は朝からいい感じで吹いてます。皆さんのアンケートをとってから急いで加世田へ。ここは手前がものすごく遠浅で河口の部分だけが少し深くなっており、沖へ上っていくとウェーブが楽しめ、初心者から上級者までひとつのゲレンデで楽しめます。
カネコッチ曰く“今までのカイト人生の中で最高のゲレンデ”。赤土も何度か訪れてそう思いました。浜には既に10名以上のカイトボーダーがおり、その後増えて30名オーバーに。それでも余裕のゲレンデの広さです。佐賀のHOPSの皆さんもいつものバスで現れました。4人で200歳オーバーらしいです。車で川の字になって寝ている模様。赤土はこの皆さんを“はっぱ隊の皆さん”と呼んでます。メンバーの結婚式で葉っぱ1枚の裸で踊った模様でなかなか芸達者な面々です。しかも日々新ネタを練習している模様。47歳は一番若造らしいです。
カネコッチ、都丸君はエアーリアルハンドルパスやムーブをがんがんトライしています。赤土はビデオ撮影。カネコッチFUEL11、都丸君OCTANE12、カズちゃんFUEL5
九州中から集まった皆さんもはだしで乗ってます。
途中カズちゃんがフラットすぎて技のきっかけが掴めないと落ち込み気味。いつもチョッピーな海面で乗っているのでどうやったらいいのか悩んでいる模様。いつものことですが血液型はA型です。
それからしばらくして車のほうに戻ると都丸君がぼーっとしていて皆が心配そうにしています。聞くと記憶をなくした模様。あごが痛いと言ってるので顔から叩き付けられて記憶が飛んだようです。吐き気もしてないようなのでそのまま放ってて置きました。既に5回くらい記憶が飛んでいるので慣れたものです。都丸君と旅をすると必ず何か起きます。先ほども書きましたが、オーストラリアへ行ったとき、飛行機が電気系統の故障で成田へ引き返し、現地で待っていた皆は右往左往。次の日になぜか国内線で来れるところをバスで現れ、次の日にカイトでスタート一発 肩を脱臼し、おしまいということもありました。しばらくしてこのときの1時間くらいの記憶喪失を残してあとは復活しました。この後もさらに乗り続け
夕暮れです。
この後皆で温泉へ行き(結構みんなアバウトな動きをします。運転もアバウトです。当然スケジュールもね!)
伊集院の街中で飲み会→カラオケとなりました。
→
なんじゃこりゃ??
翌日、ちょっと二日酔い気味でしたがGANKOさんに集合。その後 地元の皆さんと浜掃除。カネコッチ地元のサーファーの女の子にカイトの話をしたらなんだか分かってもらえず大ショック。その後 入来浜(吹上浜の南、加世田の北)へ行ってセッティングして商品説明しながら風待ちするも風吹かず。後で聞いたら1時間くらい北へ行ったら白波(薩摩白波ではありません)が立っていた模様。これからもっと情報をしっかり入れておこうと反省しきり。
この日は焼肉食べてから後夷さんのお宅へお邪魔しました。GANKOさんへ電話すると“GANKOで~す♡”と20代前半の声で電話をとるのがえびすさんの奥さんです。
しばらくするうちにえびすさんと赤土がかなりボード作りのマニアなところまで話が行ってしまい、都丸君とカズちゃんはハンモックで即死してました。
翌日、飛行機が出るまでに何とか乗れないものかと錦江湾まで足を伸ばしましたが風吹かず。櫻島もぼんやりとしてました。そこで撮影会。
先ずはGANKO出発前に撮った、題して“遠近法”
1枚目のカズちゃんちっさ!!
次は題して“援交”
“ネットアイドル”
こんな感じでスリングキャンプは、まったりと終わったのでした。また皆で乗りましょう!!